2010年09月25日

江藤新平が泣いている

日本の司法は「三権分立」の一つ。
確固たる独立性があるからこそ法治国家の所以。


わが国は今、法治国家の旗印を下ろした。


自国内に侵入し、監視する船に体当たりをした漁船を法律によって裁くのは法治国家ならば当たり前の話。

政治と司法とが分けられているからこそ、粛粛とコトを進めていただけのこと。

他国の領海・領土に勝手に入り込む“盗人”を取締るのは当然のこと。

小生は昨年来、あんたんたる気持ちで政府を見てきたが、今回の法治国家崩壊は、福田赳夫政権時の『ダッカ事件』以来の脱力感がある…( ̄~ ̄)ξ


司法を確立しようとした江藤新平が泣いている。
情けない国。



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Posted by タピタピ  at 06:50 │Comments(0)歴史観

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