2010年08月30日

江藤新平の永蟄時代

幕末の志士の中で江藤新平は“遅咲き”と言えるでしょう。
1834年生まれの江藤は、同じ時代に活躍した人と比べると…。

桂小五郎は江藤より一つ上。吉田松陰は4歳上。
坂本龍馬は二つ下、高杉晋作は5つ下。

江藤が脱藩して京都に上ったのが1862年で28歳です。
この時には吉田松陰は既に斬首されていてこの世にいません。

江藤は脱藩の罪を問われて、運よく死罪は免れたものの、永蟄(無期の謹慎)となり、再び表舞台に出るのは、1867年12月に郡目付として復帰してからです。
江藤の蟄居の間、高杉晋作は27歳で亡くなり、坂本龍馬も31歳で暗殺されています。

大河ドラマで江藤新平を主人公にする以上、シナリオとしては江藤の雌伏の時代をどう描くか…が大きなポイントとなります。

小生のここまでのプランでは、ストーリーテラーを妻の千代子にしようと思っていますが、この間は、江藤の目を通じて幕末から明治へ動きを捉えてもいいかと思っています。

蛇足ですが、復帰後の江藤の活躍は目覚しいものあり、あっという間に全国でトップレベルの政策実行者になります。
江藤のような人生はほかに例がなく、ドラマ上の演出もいろいろなものが考えられますね。



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大河ドラマ「江藤新平」のラストシーン
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Posted by タピタピ  at 18:16 │Comments(0)プロット

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